誰でも自分の子供には、さまざまな願い・希望を持って子育てをしていると思います。
- 元気に育ってほしい
- スポーツ・勉強ができる子に育ってほしい
- 優しい子に育ってほしい
そんな願いを込めながら、ある一定の時期になるとお稽古事やスポーツを始める親御さんも多いはずです。
そこで初めに考えるのが、何をやらせたらいいんだろう…
そして次に思うのが、いつ始めたらいいのだろう…
子供に習わせたいお稽古事して人気のある『そろばん』も、
何歳から始めたら一番効果的なんだろう?
そんな方のために、そろばんを何歳から始めたらいいのか、そろばんを途中で挫折してしまった方に考えてもらいました。
子供達はいつごろからの記憶があるの?
子供の頃の記憶いつからありますか…?
人によっては、お腹の中にいる時から覚えている!とか、産まれた病院のこと覚えている方がいるかもしれません。
でも普通は、そんなことパッと言われても出てきませんよね。
私は小さい頃の記憶は、たぶん2・3歳の時に缶詰が縦に並んでるのを崩して顔面に当たって大泣きしたってのが最初の記憶でしょうかね。。
そこから時は流れて今に至るわけですが、ふと小さい頃の記憶が蘇ること、みなさんにも一度は経験あると思います。
それでは、記憶とそろばんの関係を考えながら、いつそろばんを始めるのが効果的か考えてみましょう。
そろばんと記憶の関係は?
まずは、そろばんを始める事で得られるメリットを紹介します。
やはり計算速度がアップ
第1に計算速度が上がりますよね。
私は小学校の時、算数の授業で計算をするときに、どうせ大人になれば電卓使うんだから筆算やらなくても…と思っていました。
しかし実際社会に出てみると、大したことのない計算で電卓を使用することは非常に時間効率が悪い。
そこで「あぁそろばん習っておけばよかった…」という経験をする人も少なくないと思います。
私もそのうちの1人です。笑
習っていたのですが、途中でやめてしまって。。
ませた子供だったからですかね、きっと。笑
話は少しずれてしまいましたが、計算速度が上がり、暗算力ももちろんつきます。
情報処理能力がが身につく
第2に、そろばんを習うと情報処理能力が身につきます。
普段私たちが物事を考える時は左脳が使われてると言われています。
反対の右脳は創造性を司ると言われていて、そろばんを勉強することにより
右脳を刺激して、情報処理能力や、閃き力を高めることができます。
つまりは、指先を使う事で脳の活性化がはかれるということです。
創造性や、発想力が高くなることにより、勉強だけではなく社会人になった時役立つことも多いでしょう。
暗算には欠かせない記憶力がアップ
第3に、記憶力を上げることができます。
よく昔そろばんを習っていた人が計算する時に、机の上で手をそろばんの盤面を弾くかのようにしているのを見たことある方も多いと思います。
それって、盤面を記憶しているからできることで、第2でも話した情報処理能力につながります。
盤面を記憶しているということは、そろばん自体を記憶しているということ。
つまり長期的記憶のトレーニングになっているということです。
集中力アップは全ての事に役立つ
第4に、集中力アップがあげられます。
計算に集中するのはもちろんのこと、読み上げ算や、フラッシュ暗算等ちゃんと見て聞いていないとわからなくなるという場面が、そろばんをやっていると出てきます。
そのような時に発揮する集中力。
それを瞬時に集中できるようになる力を養うことができます。
また、集中していれば時間が過ぎるのはあっという間ですよね?
という事は、苦手な机に長時間座っているということが減ってきます。
集中して短時間の勉強・お稽古が出来るようになってきます。
そろばんを始めると、計算速度、暗記力の向上、情報処理能力が身に付く、記憶力、集中力の増加など、メリットしかないのです。
そろばんじゃなくても得られるよね?
さきほどお話しした通り、始める事で得られることが多いそろばん。
でも何故そろばんなのか…
ピアノだと両手を使うし、脳の活性化を図れるんじゃないか?
水泳だと肺活量を鍛えて風邪をひかない丈夫な体を作れるんじゃないか?
と、思われるかと思います。
まさにその通り!!
その考えは間違っていないと思います。
ただ、そろばんもピアノも水泳も習って育った私の個人的意見ですが、ピアニストにとなり生活していくためには、かなりの費用と才能と努力が必要です。
水泳選手になって活躍していくというのは、センスと努力がもちろん必要です。
でもそろばんを生活の生業としているというのは、そろばん教室の先生くらいでしかないわけです。
あとは大体社会に出て、普通の仕事をしていきます。
その時に数字に強いというのがどのくらい心強いか。
つまり、ピアノや水泳の関係職に就かないと、せっかくの習い事を発揮できないですがそろばんだとある程度の職業、だいたい数字が関連してます。
と、いうことはどのような職業に就いたとしても応用が幅広く効く。という事です。
(もちろん夢を壊すつもりはありませんよ!!お子さんがやりたいのをやらせるのが一番だと思ってます。)
ちなみに小学校苦手科目ランキング1位は算数となっています。
数字に強くなることで算数に苦手意識がなくなるという事は、子供達にとってかなり大きいと思います。
なぜ子供達にそろばんを習わせるかというのは、
社会に出てからもどのような職にも応用が効くこと
数字に強くなる事で、苦手科目ランキング1位算数にもついていきやすくなる
という事が挙げられます。
そろばんの選び方
一口にそろばんと言っても種類はたくさんあります。
そんなそろばんの選び方を簡単にご紹介します。
23桁のそろばんを選ぼう
基本的には23桁のそろばんを選ぶこと。
そろばんには12、23、27桁の三種類が基本的にあります。
じゃあなぜ、23桁?と思いますよね。
結論から言うと、23桁があれば十分事が足りる!からです。笑
全国的にみて、23桁で教える事が多いですし、10段レベルでも23桁以上が出てくる事はほぼありません。
桁数が少ない物を選んでしまうと、お子さんが継続してそろばんをしていく場合に買い替えが必要となってきます。
そうなればコストもかかってしまうので、買う時には初めから23桁のそろばんをお勧めします。
安いそろばんは絶対に選ばない事
第2にプラスチック製のそろばんは選ばない事。
そろばんにはプラスチック製と木製の二種類があります。
なぜプラスチック製だとダメかというと、玉が軽かったり逆に玉の滑りが悪く、扱いづらいというのが現状のようです。
もちろんプラスチック製の方が安価なのですが、教室によっては木製を推奨しているところも多いので、高段位まで継続するためにも木製がオススメです。
結局そろばんはいつから始めたらいいの??
長々と体験談を交えながら説明させてもらいました。
冒頭に書きましたように、小さい頃の記憶というのは人により様々ですが、人は12歳まで継続してやったことは長く記憶できるようになっているみたいです。
12歳というのは小学校6年生までですね。
時期的にも中学生になれば部活が始まり、勉強が忙しくなるので、小学生のうちに始めておくのが良いと思われます。
もちろん、お子さんが数字に興味を持ち始めた時からでいいかと思います。
最近ではトイレができれば入塾可能というそろばん教室も増えているみたいですね。
大事なのはお子さんの気持ちの尊重だと思いますので。
強制のようにやらされても、本人は面白くないので続かないということが見えてきます。
(私の様に。笑)
やっておけば・・・と後悔しないでください
当の本人は、今までお話しした通り、そろばん等習い事を途中でやめる人間でした。
そろばん、水泳、ピアノ、くもん.、発明クラブ..etc
その中でも社会人になった今、継続してやっておけばよかったと思う習い事はやはりそろばんの一択です。
今現在は工場勤務をしていますが、毎日のように三桁、四桁の足し算引き算はしなければならないという状況です。
電卓を使えば計算はできますが、時間に追われる仕事をしているため電卓を使って計算している時間すらもったいなく感じてしまいます。
また、基本的にながら作業のため、〜しながら、頭で計算できたらどんなに楽なのかと本当に毎日のように考えています。
前職は営業をしていたため、そのときも数字とは切っても切れない関係でした。
日本で産まれて、日本で育っていく為に、『そろばんはもっとも効果的で素晴らしいツールである』と、途中でやめてしまったからこそ大人になってよく考えます。
上記しましたが、他の習い事がダメとかではなく、純粋に自分の経験からするとそろばんが一番継続すれば良かった習い事だと思っています。
お子さんの自由ですが、親としては子供にも幸せに、安泰に過ごしてもらいたいという願いがもちろんあるはずです。
その中の一つの提案として、今回そろばんについて記事とさせてもらいました。
閲覧していただいた方のお子様が、将来の日本を担っていきますように…
最後まで閲覧いただき、誠にありがとうございました。