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今回のそろばん仲間は、先生ではなく生徒さんの投稿です。

 

そろばんを習っている生徒さんからのリアルな意見は、とても参考になるのではないでしょうか。

 

これからそろばんを始めようかと思っているみなさん。

 

そろばんを習うにはもう遅いかも…と思っているみなさん。

 

とても参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

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そろばん仲間 高校2年中本成美さん

初めまして、こんにちは!

 

私はAbacus Studioに所属しています、高校2年の中本成美と申します。

 

恐らく、大仏先生ブログ史上最年少の寄稿となるのではないでしょうか。

大仏先生
間違いなく最年少ですね。はじめまして大仏先生です。

 

拙い文章ではありますが、最後まで読んで頂けると幸いです。

 

いきなり高校生が出てきて何だよと思う方もいるかもしれません、、。

 

ですので、簡単に自己(事故?)紹介(?)しておきますね。

 

私は、小学6年の10月に中学受験から逃げるようにそろばんを始めました(受験の為に通っていた塾をこのタイミングで辞めました)。

 

最初は「3級とか中学受験の調査書に書けるくらいになれればいいや」と思っていましたが、1ヶ月半後に全珠連珠算・暗算共に3級に合格し、気がついたら今日まで約5年3ヶ月続けてきました。

 

現在は、年に数回全国大会や地区大会に、浴衣を着たりサンタ帽を被ったりしながら参加しています。

 

今回は、私が小学6年からそろばんを始めたという異色な経験から学んだ、そろばんを高学年から始めるメリット・デメリットを紹介していければいいなと思います。

 

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【そろばんを小学校低学年から始めるのと、高学年から始めるのでは何が違うのか!?】

高学年から始めると、平均的に低学年から始めるよりも早く昇級・昇段することができます。

 

例えば、
・小学2年生で習う九九(9級で必要)
・小学3年生で習う割り算(8級で必要)
・小学4年生で習う小数、四捨五入(3級で必要)
・小学5年生で習うの百分率(全珠連3級以上の応用計算で必要)

上記に挙げたものは、学校で習う学年より上だったりすると教えなくても理解している場合が多く、新たに学び直す必要もありません。

 

低学年が一生懸命覚えようとしている間、違う練習に充てることができます。

 

受験勉強などで文章題の解き方(全珠連3級以上の応用計算で使います)を理解していたりすると、同じように言えます。

 

また、高学年であればあるほど、低学年よりももともと集中力が備わっていることが多いです。

 

その為、同じ練習時間でも効率の良い練習をすることができます。

 

私の場合、

・小学6年生で始めた
・中学受験勉強をしていた
・1日4〜6時間に及ぶ練習を続けることができた

という状況だったからこそ、1ヶ月半の練習期間で全珠連珠算・暗算共に3級に合格することができたのだと思います。

 

もちろん個人差があるので一概には言えませんが、昇級・昇段のスピードという面においては、高学年であるということはかなりの利点であると言えます。

大仏先生
最近はそろばんの低年齢化が進んでいますが、高学年になったから習うメリットもたくさんありますね。

 

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【高学年から始めて、本当に暗算力は伸びるのか?】

先程挙げた、高学年からそろばんを始めたことによるメリットは、あくまでも「珠算検定において」のものです。

 

色々なことを学校等で教わっているということは、暗算力向上において邪魔になってくる場合があります。

 

最も有名なのが、見取暗算(足し算と引き算を縦にするものです)の際の「筆算」です。

 

見取暗算は、最初の方は1桁から練習を始めます。

 

5+9+4+6=?といった具合です。

 

筆算を学校で習う小学2年生くらいより上になると、指を使って珠算式暗算でやるよりも筆算でやる方が速いと思ってしまうんです。

 

これを続けるとどうなってしまうのか、もうお分かりですよね?

 

そう、一向に暗算力は伸びないのです。

 

ここからは私の実体験になります。

 

私も正直なところ筆算でやる方が速いと思っていました。

 

もちろん先生には筆算しないで指を使ってと言われますよ。当たり前です。珠算式暗算を習いに行っているのですから。

 

でも、そこは高学年。

 

嘘をつくということも学んでいるので、先生の前では指を使ってるフリをします。

先生が見ていないところでは筆算でやります。

 

やはり筆算には限界があり、全珠連暗算初段を取ったところで点数が伸びなくなりました。

 

そこで初めて「あ、やっぱり珠算式暗算の方がいいんだ」と気づきました。

 

それまでの約9ヶ月間は何だったのでしょうか。

 

それから私は筆算を完全にやめて、珠算式暗算の練習を始めました。

 

珠算式暗算に切り替えるのはかなり苦労しました(最初から先生の言う通りにしておけばよかったのです)が、約1年後に全珠連暗算四段に昇段できたので、一安心しました。

 

(今ではもちろん珠算式暗算ですし、むしろ1桁ずつやる方が間違える気がして怖いです!笑)

 

他にも、高学年はある程度自分の暗算力に限界を決めちゃうことも多々あります。

 

このように、高学年から始める際には相当な覚悟を持って練習をしないと暗算力は伸びにくいとも言えます。

大仏先生
すいません。色々とツッコミどころを探していたのですが、とても参考になる意見なので真剣に読んでしまいました(笑)

 

【補足:○○VS珠算式暗算】

先程述べた私の実体験の中で、

「やはり筆算には限界があり、全珠連暗算初段を取ったところで点数が伸びなくなりました。」

という記述があったのを覚えていますか?

 

この記述、違和感がありませんか?

 

「筆算では暗算初段までしか取れない」

という解釈ができますが、

「筆算でも暗算初段までは取れちゃう」

という解釈もできるのです。

 

つまり、{そろばんをやっていないけどちょっと計算が速い子}VS{暗算初段持ってる子}で暗算対決なんかをしてみたら、割といい勝負になるということです。

 

え?そろばんやってる意味ないじゃん!

違います。

 

そろばん・珠算式暗算を「ある程度」まで練習しないと、「本当の暗算力」は身につかないのです。

 

よく、「○級取ったので」と言って辞める子がいますよね(私もそろばんを始めた時は3級取って辞めるつもりでした)。

 

でもそれで「本当の暗算力」は身につきましたか?

 

{そろばんをやっていないけどちょっと計算が速い子}といい勝負で本当にいいんですか?

 

折角ここまでそろばんを続けてるんだったら、せめて「ある程度」のところまでは続けて、圧倒的な「本当の暗算力」身につけませんか?

 

私はその「ある程度」は検定で言うなら「暗算三段以上」だと思っています。

 

それくらいになってくると、自分の暗算力に自信がついてきます。

 

「ある程度」の基準は人それぞれ違いますが、やはり、そろばんを始める、または一度始めたのなら圧倒的な「本当の暗算力」を身につけて自信をつけて欲しいものです。

大仏先生
文章が素晴らしすぎます!本当に高校生ですか??

 

【結局のところ、そろばんはいつ始めるのがいいの?】

まとめとして、高学年からそろばんを始めると

・珠算は伸びやすい
・暗算は伸びにくい

と言えます。

 

もちろん練習量第一ですし、個人差もありますので、上達するにつれスタートの年齢差関係なくなってきます。

 

そろばんを高学年から始めたことによって経験できたことも、学べたことも、できた友達も数多いですし、そもそも私は飽きっぽい性格なので、あのタイミングでそろばんを始めていなかったら今この記事を書いていないでしょう。笑

 

子供の時にできなかったから大人になったこれから始める!っていうのもありです。

 

しかし、珠算式暗算の恩恵を受けた一個人、高学年からそろばんを始めた身としては、

そろばんを始めるのは、早ければ早い方がいい。
早い段階からそろばんの魅力に気づいて、珠算式暗算の恩恵を受けて欲しい。

と強く思います。

 

【最後に】

高校生の身分で偉そうなこと書いてきましたが、要するにそろばんが好きなんです。

 

今後は、自身の珠算技術・暗算力の向上に励みつつ、目標としている大学への受験に向けて勉強しつつ、国内外にいる一人でも多くの方々にそろばんの魅力を伝えていきたいと思います!

 

長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

大仏先生より一言

ん~

ん~~

ん~~~

 

何も言えねぇ(笑)

 

そろばんについてはもちろんですが、グッと引き込まれるような文章がとても素晴らしい。

 

大仏先生も見習わないと!!

 

私から何かを言う必要はありませんね。

 

中本さんの文章を読んでいただければ、高学年からそろばんを始めたって遅くないという事が分かっていただけるかと思います。

 

今回は大仏先生自身がとても感動しました。

 

生徒さんのリアルな意見ってとても貴重ですね。

 

こうやって、たくさんのそろばん仲間が繋がっていけばいいなって心から願います。

 

中本さん、ありがとうございました。

 

文章力、参考にさせていただきます。

 

 

 

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