子育ては何年も続くものです。
生まれる前は早く子供と一緒に過ごしたい!と思っていたものの、いざ子育てを体験すると大変なことがたくさんあります。
しかし、ずっと辛い面だけ見ていては疲れてしまいます。
せっかく同じ子育てをするなら楽しくしたいですよね。
そこで今回は毎日の育児を楽しむコツや方法をまとめてみました。
育児が大変で困っているという方はぜひ参考にしてくださいね。
子育てが辛いと感じるのはどんな時?
子育てを楽しむコツや方法をまとめる前に、親が育児を辛いと感じる場面についてまとめてみましょう。
夜寝られない時
子育ての定番の悩みといえば夜泣きです。
赤ちゃんは夜でも構わず数時間おきに泣き出すので、親はその度に起きて眠りにつくまで抱っこしてあやさなければいけません。
そんな日々が長期間続くのですっかり慢性的な睡眠不足に陥ってしまい、たまにはぐっすり寝たい・・・と思ってしまいます。
睡眠不足だけなく、コマ切れ睡眠になってしまうのがまた辛いですよね。
自分ばかりが世話をしている
特にママに多い悩みが自分ばかりが子供の世話をしていて夫が全然育児に参加してくれないというものです。
子育ては両方の親がするべきものなのでこの不満は当然のことですね。
きちんと自分の思いを話せば分かってくれて育児に参加しだす夫もいますが、中には言っても言っても分かってくれない夫もいるとか。
子育ての悩みと同時に夫への不満を抱えると精神的に辛いですね。
子供が言うことを聞かない
子供は小学校に上がる前の時期にイヤイヤ期という最初の反抗期が来ます。
この時期は服を着るように言ってもイヤ、ご飯を食べるように言ってもイヤと反抗の嵐です。
ママも時間がない中であれこれと家事をしているのに全部に反抗されたらたまったものではありません。
しかも、小学校の高学年にはもっと複雑な2回目の反抗期がやってきて、そちらも手に負えず大変な思いをします。
どちらの反抗もある程度の期間続くのでそれに伴って辛い時期が続きます。
体力が持たない
まだ一人で歩けない子供と出かける時は抱きかかえたり、家事をするために歩き回ったりとママは1日中大忙しです。
そのため体力をかなり使います。
すると肩こりがしたり足が疲れたりと体のあちこちに疲れが見えてきます。
子供が大きくなってパートで働き出したらもっと大変でしょう。
年をとるごとにそうした疲れも一晩寝ただけでは取れなくなり、体の調子のことで悩み続けることになります。
子育てを楽しむコツや方法〜メンタル編〜
何年も続く子育てを楽しむにはどうしたらいいのでしょうか。
まずはメンタル面に焦点を当ててコツや方法をまとめていきましょう。
生まれてきてくれただけで幸せだと思う
まだ子供がお腹の中にいた時のことを思い出してみましょう。
生まれるのが待ち遠しくて楽しみだったのではないでしょうか。
そう、子供は生まれただけでありがたい存在なのです。
毎日育児に追われているとそうした事実も忘れがちなので、子育てに疲れたなと思った時はぜひ初心に帰ってみましょう。
そうすると子育ては幸せなことだと思えて前向きな気持ちでまた始められるはずです。
完璧主義をやめる
子育てで悩む人に多いのが完璧主義です。
全部一人でやらないと、今日は洗濯も部屋の掃除もしないと知らない間にノルマや決まりを作って、それが達成出来なければ落ち込んでしまいます。
しかし実はそうした決まりは出来なくても何の問題もないことがほとんどです。
夫や親に面倒を見てもらってもいいですし、家の掃除は明日に回したっていいのです。
1日の予定が達成出来なくて落ち込むことが多い人は一度無意識に設けた決まりを無くしてみましょう。
悩んだら子育てを頑張っている印だと思う
そもそも子育てに悩むということは子育てを頑張っている印です。
子供のために良い子育てをしたい、子育てにちゃんと向き合いたいと思っていなければ悩まないのです。
そのため子育てがうまく行かないな・・・と思ったら、「つまり、私は子育てを頑張ってるってことだ!」と前向きに捉えましょう。
なかなか子育を頑張っていることを他人から褒められることはないので自分で自分が努力していることに気づいてあげましょう。
子供の長所に焦点を当てる
子供が悪いことをしているとついついうちの子供は悪いことばかりする、じっとしていられない子だとマイナスに評価してしまいます。
しかし、いつもそんな面ばかりを見ていたら疲れますし、子供も自分が評価されないことに落ち込んでしまいます。
そのため子供と接するときには子供の良い面を見るように意識しましょう。
するとうちの子は落ち着きがないと思ってたけど好奇心が旺盛なんだといつも頭を抱えていたこともポジティブに捉えられるかもしれません。
よその子と比べない
子供を叱るときによく言うフレーズが「○○くんはちゃんと出来るのに!」です。
ついつい他の子を引き合いに出して怒ってしまいます。
しかし、我が子と他の子は性格が違えばできることにも差があります。
そのため2人を比べるのはあまり良くないのです。
比べるなら以前の我が子と比べましょう。
昔の我が子と比べるようにすれば今はこれは出来ないけどここは出来るようになったなと捉えられるようになり、子供の成長を喜べるようになります。
さらに「こんなことができるようになったね」と誉めてあげれば子供も嬉しいはずです。
怒りたくなったら一息つく
子供にイラっとするとそのまま感情に任せて大声を出して叱ってしまう親がいます。
こうした叱り方は怒鳴られるのが怖いというトラウマになってしまうかもしれませんし、子供もまたそうした叱り方をするようになる可能性もあります。
さらに怒鳴った自分もまたやりすぎた・・・と決して良い気分にはなりません。
そのため叱りたくなったら一息ついて落ち着くようにしましょう。
一呼吸置くだけで意外と効果がありますよ。
夫と仲良くする
子育てがうまくいくコツは子供との関係だけではありません。
夫との関係もまたかなり重要です。
夫と話す時間があり、思いを共有出来ていれば子育てに自分から積極的に参加してくれるようになりますし、自分の気持ちを思いやってくれます。
そのため夫があまり育児に参加してくれない、最近あまり夫と話していないという方はぜひ夜に二人でゆっくり晩酌をしたりして会話の機会を増やしてみましょう。
子育を楽しむコツや方法〜行動編〜
子育てを楽しむには思考の切り替えももちろん必要ですが、その一方で積極的に自分から行動していくことも必要です。
そこで子育てを楽しむために取るべき行動をまとめてみました。
いろいろな場所へ出かける
子供と一緒に出かけるのもまた子育ての一つです。
定番スポットといえば公園ですが、いつもの公園に限らずぜひいろいろな場所へ出かけてみましょう。
新しく出来たお店を見に行ったり、少し遠いいつもと違う公園に行っても良いでしょう。
同じことの繰り返しの子育てはどうしてもマンネリになりやすいので、こうした少しの変化を日頃から積み重ねておくことで子育ても常に新鮮な気持ちで出来るようになるでしょう。
便利グッズを使ってみる
今は子育てに使える便利グッズがいろいろあります。
例えば授乳が楽になるクッションや離乳食作りが楽になるブレンダーなど商品は無限にあります。
そうしたグッズを活用すれば子育てもかなり楽になります。
さらに、どんな商品があるのか探したり実際に使うことが楽しく、その過程を楽しむことができます。
新しい便利グッズを使うと一石何鳥にもなるのでぜひまずは1つ新しい育児グッズを生活に取り入れてみましょう。
ママが集まるイベントに参加する
最近は子育てセミナーや子供と一緒に遊べるイベントなど、子育て中のママ向けのイベントがたくさんあります。
そうしたものに積極的に参加しましょう。
子供も楽しめますし、自分もまた育児の合間にリラックスすることができます。
さらにそこでママ友と出会えれば日頃の大変さを共有することができ、心が楽になるはずです。
市町村が開催しているものも多いので、自治体のサイトを見て行きたいイベントがあればぜひ参加しましょう。
1人でお出かけする時間を作る
時には一人だけで出かける時間を作りましょう。
子供は夫や親に任せればOKです。
また、一時保育に預けるのもおすすめです。
お金はかかりますが、自分一人の時間は貴重ですから、決して惜しくはない出費です。
気になってたけどなかなか行けなかったアパレルショップに行ったり、昔はよく行っていたカフェでのんびりしたりと贅沢な時間を過ごしましょう。
趣味を作る
子育てを充実させるには自分の生活を充実させることが欠かせません。
そこでおすすめなのが趣味を作ることです。
子供が学校に行くまでは家で出来るものがいいので、資格を取るために勉強したり、スカイプでできる英会話教室を始めたり自分がしたいことをしてみましょう。
子供が学校に行き始めたら外部のスクールに通ったりすることも出来ます。
子育てももちろん大切ですが、自分の人生もまた大切ですから、自分がしたいことは積極的に生活に取り入れていきましょう。
まとめ
子育ては精神的にも体力的にも大変なことがたくさんあります。
しかし、大変な面だけを見ていては疲れてしまいますから、楽しめるような工夫をしましょう。
考え方を前向きにしたり、積極的に行動することで子育てはいくらでも楽しくすることができます。
子育てが辛いという人は今回ご紹介した方法をぜひ今日から試してみてくださいね。