今そろばん界で、新たな競技が行われています。
その名も
英語読上算
ほとんどのそろばんの大会で行われる競技の中に、「読上算」「読上暗算」競技があります。
何十何百から読み上げて、全国トップクラスになると何兆・何京まで計算してしまいます。
それだけでも凄いのに、数字を英語で読上げて計算する。
そんな英語読上算について、ご紹介します。
英語読上算ってなに?
英語読上算とは、簡単に言うと数字を英語で読上げて計算するだけです。
[chat face=”daibutu.jpg” name=”大仏先生” align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]それ以外に説明の仕方がわかりません[/chat]
数字を英語で読上げて計算するなら、自分にも出来るよ~という方もいるかもしれませんが
数字の桁数、そして数字を読み上げるスピードが想像以上です。
実際の大会で行われる英語読上算の桁数とスピードに注目してください。
みなさんが想像していた以上の桁数とスピードではありませんでしたか?
大仏先生、ロサンゼルスへの留学経験があるのに、全く聞き取れません(笑)
[chat face=”daibutu.jpg” name=”大仏先生” align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]かなりお恥ずかしいです[/chat]
英語読上算はもちろん全てが英語
英語読上算は、当然ながら全てが英語です。
聞いたことがある方も多いと思いますが、読上算を始めるときには
【ねがいましては~】
で始まります。
【ねがいましては~】って英語で何というかご存知ですか?
Starting With
で英語読上算はスタートします。
[chat face=”daibutu.jpg” name=”大仏先生” align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]直訳すると、「~続けると」という意味になります。[/chat]
英語読上算で覚えておきたい言葉
まずは英語読上算の基本となる言葉を覚えましょう。
ねがいましては~
読上算を始める時は、必ずこの言葉からスタートします。
先ほども言いましたが、英語読上算では
【StartingWith】
から始まります。
この言葉を覚えていないと、いつから始まるのかわかりませんので必ず覚えましょう。
ご破算
最近の読上算を読む方はとても上手な方多いのであまりありませんが、
読み手によっては、何度も数字を読み間違えたりつまづいたりする方もいます。
そんな時、読上算では『ご破算』という言葉を使います。
もう一度やりますよ~の合図です。
[chat face=”daibutu.jpg” name=”大仏先生” align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]一番好きな合図は、ブレーキランプです(古い)[/chat]
英語読上算で『ご破算』は
【Clear please.】
と言います。
そろばんをまっさらな状態にしてください、という意味です。
引いては~
読上算には、ずっと数字をたしていく加算と、たしたり引いたりを繰り返す加減算があります。
加減算の時に出てくる『引いては~』を英語で
【Subtract】
意味はそのまま、「引いてください」という意味になります。
[chat face=”daibutu.jpg” name=”大仏先生” align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]私は英語読上算で『Subtract』の発音が一番好きです[/chat]
くわえて~
加減算問題では、ずっと数字を引き続けるわけにはいきません。
どこかで必ず加える(足す)ところが出てきます。
数字を加えるときに使われるのが
【Add】
「足してください」の意味です。
この言葉を覚えないと、ひたすら数字を引き続ける事になりますからね。
新しい種目、『減算』になっちゃいますからね(笑)
~では
たくさんの数字を読み上げて、最後の数字を読み上げた後に
『~では』と読上算は締めくくります。
『~では』を英語読上算では
【That’s all】
「それで終わりです」という意味になります。
『That’s all』は普段の会話でも使えますので、覚えた方がいいです。
ドライブスルーに行き、色々注文した後の『That’s all』。
めっちゃかっこいいですよね!
[chat face=”daibutu.jpg” name=”大仏先生” align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]ロサンゼルスにいる時は、『That’s all』を一番使ったかもしれない[/chat]
ごめいさん
ごめいさんとは『正解です』という意味になります。
英語読上算を正解した時には
【That’s right!】
『見事正解』『そのとおりだよ』という意味になります。
毎回『That’s right!』と言われるように練習しましょう。
~円なり
読上算で数字を読むときには
「5円なり~10円なり~」
と、数字のあとに『円なり~』とつけます。
普段の会話で『円なり~』と使う事はありませんが、英語読上算では
【Dollar(s)】
と言います。
『円なり~』よりかっこいいですよね。
外国人でも理解できない?数字も英語
日本人でも『何億・何兆』なんて言われて、聞き取れる人は少ないと思います。
もちろん外国人の方で英語がペラペラの方でも、英語で『何億・何兆』なんて言われたら、聞き取れる人は限られてくるでしょう。
英語読上算では、『1兆』の位まで読上げる事があります。
まずは、数字を英語で何というのか覚えておく必要もありますね。
1~100までは簡単
さすがに、1~100までの英語はわかりますよね?
みなさんが分かると信じて、省略します。
ちなみに、発音が悪い読み手だと、
「13と30」や、「18と80」など
聞き取りにくく間違いやすい数字となっているので、注意してください。
1000からは頑張って覚えましょう
1000からは覚えるのが大変です。
日本語 | 英語 |
1,000 | One thousand |
10,000 | Ten thousand |
100,000 | One hundred thousand |
1,000,000 | One million |
10,000,000 | Ten million |
100,000,000 | One hundred million |
1,000,000,000 | One billion |
10,000,000,000 | Ten billion |
100,000,000,000 | One hunded billion |
1,000,000,000,000 | One trillion |
一見難しそうに見えますが、
英語の場合【コンマ】に注目してください。
【コンマ】ごとにThousand→Million→Billion→Trillionとなっています。
とは言っても、やはり慣れるまでは難しいですよね!
[chat face=”daibutu.jpg” name=”大仏先生” align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]私は100万超えたら頭がおかしくなります[/chat]
習うより慣れろ!
英語読上算の言葉も覚えました。
数字を英語で何というかも覚えました。
あとは・・・
[chat face=”daibutu.jpg” name=”大仏先生” align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]ひたすら練習あるのみです!![/chat]
こんな方もいるかもしれません。
通っている教室では、英語読上算の練習が出来ません
そんな方が多いというか、そんな方がほとんどだと思います。
[chat face=”daibutu.jpg” name=”大仏先生” align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]英語読上算を積極的に取り入れている先生は、かなりの努力をしているのです[/chat]
英語読上算をやりたいけど練習を出来ない方のために、
英語読上算の練習動画を集めます。
こちらの動画で何度も練習に取り組んでください。