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そろばんは左利きが有利?左利きそろばんのやり方と右脳への影響

さて今回は左利きの方のそろばんのやり方についてです。

  • うちの子左利きだけどそろばんってやりづらい?
  • 左利きって右脳発達するって聞いたけど?

と思っている親御さん必見です!

 

この記事を最後まで読んでいただければ、上記疑問は解決ですよ!

 

ちなみに左利きの方ってすごく大変そうだな?と思った事ありませんか?

 

例えば

  • 左利きの人の左隣に座って食事をする際、腕がお互いぶつかってしまうことがあったり
  • はさみは基本右利き用に出来ている為に、紙を切る場面で苦労したり
  • 駅の改札でスイカをタッチする場合に右側にある為に、やりづらかったり

 

私は右利きなので、左利きの方の苦労はあまりわかりませんが住みにくそうだなと思う事はよくあります。

 

昔は左利きは強制して右利きに直されていた為に左利きの子は少なかったですが、現在では強制するのはよくないという風潮から、強制して直させるというのは減っているようですね。

 

それに伴って、左利き用の商品(両手兼用商品)増加傾向にあります。

 

ちなみに日本人の約11%は左利きと言われています。(諸説あり)

 

10人に1人以上という事は、1クラスに3〜4人いるということですね。

 

もう少し社会的にも聞き手に関係ない社会に今後なっていくと思います。

 

と、言う事で左利きの方必見の記事を書いていきます!

左利きと脳

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よく左利きの人は右脳が発達しているから、空間把握能力が高いとか、芸術性に富んでいるとか言われる事がありますが、実はそれは正解であり、間違いでもあります。

確かに、左脳は文字の認識や精密な分析などを処理し、右脳が空間把握能力や全体的な把握を処理をします。

しかし、脳というのは、右脳だけが単独で活動しているわけではなく、右脳と左脳がお互いを補いながら活動しています。なので、右脳だけが優れているから、空間把握能力や芸術性が高いわけではありません。

重要なのは、右脳と左脳がバランスよく発達し、それ連携がスムーズであると言う事です。だからこそ、左利きの方が上記の事に対して有利となります。

その理由として、利き手と脳にも書いているのですが、左利きの人は状況によって両手を使いわけるため、左脳と右脳が両方とも刺激を受け、その結果、両方の脳がバランスよく発達するからです。

また、左脳と右脳がバランスよく発達するために、左脳と右脳を結ぶ脳梁も発達します。数字を使うと、右利きの人よりも左利きの人の脳梁は10%も太いらしいです。

つまり、左利きだから右脳が発達するという事ではなく、左利きによって状況により右手左手を使い分ける為、右脳が発達する。

ということですね。

 

さらに、数字を使うと右利きの人よりも左利きの人の脳梁は10%も太いそうですね!

 

脳梁が太いと良いとか悪いとかは特にありませんが、調べてみたところ簡単に言うと脳梁は左右の脳を繋いでいる神経で、数年前に事故などで少し話題になった「てんかん」はこの神経を信号が激しく行き来することでおきるとのことでした。

 

それだけ大事な神経をも鍛える事が出来るというのはすごい事ですね。

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左利きとそろばん

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まずは右利きのそろばんを習っている方はどのようにしているのでしょうか?

私はそろばんを多少習っていましたが、昔の事すぎて記憶にないので調べてみました。笑

右利き

①右手で鉛筆を持ち、左手でそろばんを押さえる。

 

②五珠を右手で払い、右手で珠を動かし計算をし、答えは右手で書く。

 

つまり、右利きの人にとっての左手の役割は計算の始めに五珠を下ろすためにそろばんを傾けることと、その後の計算時にそろばんを支えることの2つです。
(現在は左手を使用している選手も増えたそうですが)

左利き

①左手で鉛筆を握り、左手でそろばんを押さえる。

 

②珠を弾く動作は右手で行う。

 

右手でそろばんの珠を弾き、計算が終わった後は鉛筆を持った左手で答えを書くことになります。

 

こちらも想像してみましたが、特段右利きと変わりないですね。

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そろばんは左利きが有利かもしれない?

つまり、右利きでも左利きでもそろばんを習う事に関しては関係ない

ということです。

 

ですが、上記を読んでいただき気づいた方もいると思いますが左利きの場合、右利きと同じように玉を弾く手は右手なので、多少右手を動かす訓練は必要となります。

 

それが前の章でも説明した、右脳の発達へとつながっていきます。

 

ちなみに左手で弾いて左手で記入するという方法でも、問題無くそろばんはできます。

 

段位が上がる事で、伝票算という伝票をめくりながら計算をしていくというものが出てきます。

 

伝票算は左手でめくる用にできているので、少し工夫が必要になってきます。

 

そのため、そろばんを習いたいと言った段階で、右手で弾く事をおすすめしますよ。

 

ただ強制は良くないので、本人がやりやすいようにやらせるのがベストかなとも思います。

 

つまづいて、学んでいくと思いますので、無理強いはしない方が良いでしょう。

 

あくまで参考までに左利きのそろばんのやり方を説明させてもらいました。

ちょっと小話

左利きについて、少し小話を端的にまとめてみました。

 

そろばんとは特に関係ないかもしれませんが、雑学として読み進めてみてください!

左利きは寿命が短い?

左利きの方が右利きより寿命が9年も短いという論文が1991年に発表されました。

 

これは左利きの方がストレス過多だという事で書かれたようですが、その後の研究で、十分な証拠にはならないという事が分かったそうです。

 

左利きの皆さん、安心してください。笑

左利きとスポーツ

左利きの方が有利になる場合があるスポーツがあります。

 

例えば野球、ボクシング等です。

 

野球の左打ちはまず、1塁までの距離が近い事と打者は右打ちが多く流し打ちが出来る打者が少ない為に、打球を前に運びやすい。

 

などが挙げられます。

 

ボクシングのような1対1の競技では、左利きの選手が多い訳ではないので、左利きが右利きと対戦する機会が多いのに対して右利きは左利きと対戦する機会が少ないからです。

 

ちなみに具志堅用高選手も左利きですね。

腕以外の左利きとは?

単に左利きというと、手のことが真っ先に思いつきますが、左利きは手、足、目、耳も存在すると言われています。

 

小さい子にボールを蹴りやすい足は?と聞いてみて、左が蹴りやすいと言った場合利き足は左だと思っていいでしょう。

 

また、自身の経験上、スノーボードの講習の際結構な確率で右足が前の方が滑りやすいという受講生がいます。

 

これは一見利き足は右かと思われがちですが、軸が右足で舵取りが左足になるので左が利き足ということになります。

 

利き目とはあまり聞き慣れないかと思いますが、対象物を中心にくるように立ってもらい片目をつぶってみると、どちらかは中心から外れています。

 

中心で見ている側が利き目ということになります。

 

目に関してはあまり使わないかもしれませんが、ダーツをやる場合や、スナイパーになる場合には覚えておくと良いかもしれませんね。笑

最後に

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今回は主に左利きについて執筆させていただきました。

 

左利きだからといって、そろばんは出来ないということはもちろんなく、むしろ強制せずに両利きを目指す事が出来るチャンスなのではないでしょうか?

 

そろばんに限らず、左利きの方にも住みやすい世の中に早くなるように切に願っております。

 

最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。

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