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そろばんの先生になるには?資格・段位・年収のリアルを指導歴25年が本音で解説🌸

📌 結論:そろばんの先生になるのに、法律上の資格は必要ありません。腕前の目安は珠算1級から。収入は生徒数×月謝で決まり、最初の目標は月謝7,000円×生徒50名(月35万円)です。

「そろばんの先生になりたいけれど、資格は?段位は足りる?食べていける?」——そんな方へ、一般的な答えと、25年そろばん教室を運営してきた大仏先生の本音を並べてお届けします。きれいごとではない実感のほうが、きっと役に立つはずです🌸

そろばんの先生になるのに資格は必要?

法律上の資格は不要です。そろばん教室の開業に許認可はなく、極端に言えば今日から「先生」を名乗ることもできます。

そのうえで、各連盟(日本珠算連盟・全国珠算教育連盟など)が指導者向けの資格・講習制度を設けています。名称や受験条件は連盟によって異なるので、加盟を考えている連盟の公式サイトで確認するのが確実です。連盟に加盟すると検定の実施や大会参加がしやすくなるため、本格的に教室をやるなら「どの連盟で活動するか」を先に考えるのがおすすめです。

何段から教えられる?【段位より大事なことがあります】

求人情報では「2級以上」「段位歓迎」といった条件をよく見かけます。では実際のところ、何段あれば教えられるのでしょうか。

🌸 大仏先生の本音(指導歴25年)

私の感覚ですと、先生はまず珠算1級くらいが必要だと思います。というのも、教室を始めたばかりのころはみんな入門の生徒さん。基礎の部分をしっかり指導できるかの方が大事なんです。そこが指導できないと先に繋がらない。先生が何段・何級を持っているというよりは、基礎をどれだけ教えられるかです。たとえば十段に合格している方でも、基礎部分の指導は苦手という人も多いので。そこから生徒たちが上達するのに合わせて、先生の指導レベルも一緒にアップすれば全く問題ありません

そろばんの先生に必要なのは段位より基礎を教える力。十段でも基礎指導が苦手な人は多く、腕前の目安は珠算1級

つまり「段位が足りないから先生になれない」と諦める必要はありません。目安は珠算1級(レベルの詳細はこちら)。それより「1珠と5珠の入れ方から丁寧に教えられるか」が問われます。

そろばんの先生の年収は?

雇われ講師の場合、求人では時給1,000〜1,500円前後が一般的な水準です。一方、自分で教室を経営する場合の収入は、とてもシンプルな式で決まります。

🌸 大仏先生の本音(指導歴25年)

教室経営の収入は、生徒数×月謝で決まります。あとはどういう環境で教室を運営するかにもよりますね。そろばん一本で食べていくことも、もちろん可能です。対面教室を始めるのであれば、まずお月謝7,000円、生徒数50名を目標に頑張るのがいいと思います。このくらい集まると、次の手が打ちやすくなります。

そろばん教室の収入の式:生徒数×月謝=収入。最初の目標は月謝7,000円×生徒50名=月35万円(年420万円)
生徒数×月謝 月の売上 年間
30名×6,000円 18万円 216万円
50名×7,000円(最初の目標) 35万円 420万円
80名×7,000円 56万円 672万円

ここから家賃や教材費などの経費を引いた額が手取りのベースです。自宅開業なら経費を大きく抑えられます。開業の手順や初期費用はそろばん教室の開業ガイドに詳しくまとめています。

対面とオンライン、どちらで始めるべき?

🌸 大仏先生の本音(指導歴25年)

迷わずに対面教室と答えます。オンラインは、めちゃくちゃ大変なんです(笑)。可能性は広がりますが、現状、対面教室を辞めて完全オンライン教室に変わったのは川上スクールジャパンだけ。それだけオンライン教室は大変だということです。

完全オンライン教室を実際にやり遂げた本人が「まず対面から」と言うのですから、これほど確かな助言はありません。対面で指導の土台を作ってから、オンラインを組み合わせるのが現実的な順番です。

どんな人がそろばんの先生に向いている?

🌸 大仏先生の本音(指導歴25年)

今までは、高段位に合格して大会でも結果を残してきた方が教室を始めれば、ある程度うまくいっていました。ただ、最近は変わってきています。大会結果や過去の実績では、生徒が集まらなくなっています。習い事の先生は「他の人より得意だった」からこそ先生になっていますよね。つまり順調に上達してきて、あまり困難がなかった人も多い。「なんでそんな事ができないの?」「ここはこうすればいいだけでしょ?」という考えの先生が多いのも事実です。今はだれにでもしっかり寄り添える人が適任です。めちゃくちゃ上手な人を育てるよりも、多くの人を少しでも上手にする先生・教室が求められていると思っています。

そろばんが得意だった人ほど「できない子の気持ち」が分からない——耳の痛い話ですが、逆に言えば、自分が苦労した経験のある人こそ良い先生になれるということでもあります。

そろばんの先生になるまでの4ステップ

そろばんの先生になる4ステップ:珠算1級を目指す→教える経験を積む→連盟の資格(任意)→教室を開業する
  1. 珠算1級を目指す——今の腕に不安があれば、無料の練習問題プリントで腕を戻すところから。大人からの学び直しでも間に合います。
  2. 教える経験を積む——既存教室の講師・助手のアルバイトが近道。基礎指導の引き出しはここで増えます。
  3. 連盟の指導者資格・加盟を検討する(任意)——検定実施や大会参加の体制が整います。
  4. 開業する——開業の手順・費用はこちら。履歴書に書く場合の正式名称はこちら

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よくある質問(FAQ)

Q1. そろばんの先生になるのに資格は必要ですか?

法律上の資格は不要です。各連盟が指導者向けの資格・講習制度を設けているので、本格的に活動するなら加盟予定の連盟の制度を確認しましょう。

Q2. 何段からそろばんの先生になれますか?

目安は珠算1級です。始めたばかりの教室は入門の生徒が中心なので、段位の高さより「基礎を丁寧に指導できるか」が重要です。生徒の上達に合わせて先生も指導レベルを上げていけば問題ありません。

Q3. そろばんの先生の年収はどれくらいですか?

雇われ講師は時給1,000〜1,500円前後が一般的。教室経営の場合は「生徒数×月謝」で決まり、最初の目標は月謝7,000円×生徒50名=月35万円(年420万円)です。そろばん一本で生計を立てることも可能です。

Q4. 対面とオンライン、どちらで始めるべきですか?

まず対面教室からがおすすめです。完全オンライン教室を実現した川上スクールジャパンの運営者自身が「オンラインは非常に大変」と述べており、対面で指導の土台を作ってからオンラインを組み合わせるのが現実的です。

そろばんの先生は、資格よりも「寄り添う力」で決まる仕事です。この記事が最初の一歩の後押しになれば嬉しいです🌸

🌸 この記事を書いた人
🧮

大仏先生(川上たけのり)

指導歴25年のそろばん指導者。世界一を目指すオンラインそろばん教室「川上スクールジャパン(KSJ)」代表。オンライン指導6年で累計1,380名が入会し、いまは26か国・770名のお子さんが学んでいます(紹介率98%)。読み手ファーストで、そろばんを学ぶすべての方に役立つ情報を発信しています。

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