我が子が生まれたときは幸せでいっぱいになります。
人生で1番嬉しかったことは?と聞かれて「子供が生まれたとき」と答える人も多いそうです。
しかし、子育てはとても大変で、ときに逃げ出したくなることもあります。
そんなときに思うのが「いつまで続くの・・・?」という疑問です。
子育てがいつまで大変と感じるかは人によって違いますが、おおよその境目は共通しているようです。
そこで今回は子育ての大変な時期や、大変な時期に出来ることをまとめてみました。
子育てが大変な時期①1歳前後の泣くことが多い時期
子育てが大変だった時期として挙げられるのが夜泣きなどの泣くことが多い時期です。
具体的にどういった点が大変なのかをまとめていきましょう。
①夜眠れない
夜泣きで1番辛いのはやはり自分の睡眠時間が削られることでしょう。
夜泣きをする子供は夜でも構わず数時間に1回泣き出します。
そのたびに起きて泣き止むまであやさなければいけないので親はとても大変です。
この時期の親は慢性的な睡眠不足に陥り、常に疲れている状態になってしまいます。
たまには泣いても気づかないふりをして寝ようとするのですが、我が子のことを思うと結局そうも出来ず起きざるを得ません。
この時期の親は1度は「たまには誰にも起こされずにゆっくり寝たい・・・」と思うはずです。
②ずっと抱っこしておかないと泣き止まない
赤ちゃんは泣き出した時に抱っこをすると安心しておとなしくなってくれます。
そこでそっとベッドに戻すと寝ていたはずがすぐに変化に気がつき、また泣き出してしまいます。
揺りかごに乗せて揺らしていても、止めるとすぐに泣き出すので、親は手を止めることができません。
そのため炊事や洗濯など、家事をする暇をとれません。
たまたま寝ているときにチャンスだと思って家事をしても、子供が泣き出してすぐに手を止めなければいけなくなり、なかなか思い通りになりません。
③何が欲しいのか分からない
赤ちゃんが泣いているときには何かしらの理由があります。
例えばおなかがすいた、オムツを替えて欲しい、ただ甘えたいなど・・・。
しかし赤ちゃんはまだ言葉を話せないので、親は手当たり次第に理由を確かめなくてはいけません。
オムツを見てみてもまだ綺麗だったり、ミルクを飲ませようとしたのに飲まなかったりしたら正直がっかり来てしまいますよね。
この時期に親は何度も「言葉を話してくれたら・・・」と思うはずです。
子育てが大変な時期②2歳頃のトイレトレーニング
生まれた頃はオムツを履いていますが、大きくなってくるとトイレを使えるようになることが求められます。
しかし、このトイレトレーニングがきついという親がとても多いようです。
①なかなか覚えてくれない
一人前にトイレが出来るようになるために子供に教え込みますが、なかなかこちらの思い通りに覚えてくれません。
子供が進んで覚えてくれるように、トイレを一人で出来たらほめたり、トイレに貼ったポスターにシールを貼れるようにしたりと、親はいろいろな工夫をするのですが、それでも全然覚えてくれないと正直頭に来たり、落ち込んだりしています。
その分自分でできるようになったときには今までの努力が報われたように感じます。
②片付けが大変
トイレに行けるようになったと思ってオムツを外していたらつい癖でトイレでないところで用を足してしまうことも・・・。
ただでさえ片付けが大変なのに、洗いたての布団の上だった場合にはより大変ですし、怒りもこみ上げてきます。
失敗してしまった子供も片付けなくてはいけない親も両方不幸になってしまいます。
しかし、絶対に通らなくてはいけない道なので仕方ありません。
子育てが大変な時期③保育園に通いだしたとき
保育園は子供にとって環境がガラッと変わる大きな変化です。
その変化に戸惑ってつい大人を困らせる行動に出ることもあります。
①保育園に行くことを嫌がる
保育園に行きだした子供に1番多い行動が保育園に行くことを嫌がることです。
ずっとお母さんと一緒にいた子供にとっては、お母さんと離れて知らない人と一緒に過ごさなくてはいけないのが怖いのです。
そのため、朝の保育園には泣いている子供がよく見られます。
また、嫌がらずに行けるようになったと思っていたらなぜかまた嫌がりが再発することも。
そばに居たいと思ってくれているのは嬉しいですが、嫌がりすぎて朝の準備が進まないのは困りますね。
②慣れない準備が大変
保育園という新しい環境は子供だけではなく親もまた大変です。
いろいろな持ち物を用意したり、先生と連携を取ったりと、今まではなかったようなことが必要になってきます。
子供が保育園に行くようになるとその分自分の時間が出来るので楽にはなるのですが、別の用事が出来て少し疲れてしまいます。
しかし、家でほっとつける時間ができるようになるので、大変さはだいぶ違うはずです。
③ママ友とのコミュ二ケーション
保育園や幼稚園に子供が通いだすようになると避けられないのがママ友とのコミュニケーションです。
子供を迎えに行ったり行事に参加するようになるといろいろなママ友と出くわすようになります。
家で面倒を見ている間はなかなか出会いが広がらなかったので話し相手が出来るようになるのは喜ばしいことですが、なかには少し厄介なママ友が居ることも。
目立ちたがりな人やプライベートに踏み込んでくるような人は嫌ですね。
子育てが大変な時期④下の子供が生まれたとき
人によっては1人だけではなく、複数人の子供に恵まれることがあります。
すると自然と2人同時に子育てをすることになります。これもまた大変な面があるようです。
①2人の様子を常に把握しなければならない
同時に子育てをする大変さといえばやはり両方の面倒を見なくてはいけないことです。
上の子がある程度年が離れていれば下の子の子守りくらいは出来るのでだいぶ楽になるはずですが、年子など年の差があまり無い場合はそれぞれ面倒を見なければならないことがあるので大変です。
手のかかる時期の子供を二人同時に育てることは双子を育てるよりも大変という人もいます。
②上の子がヤキモチを焼く
下の子が生まれることでよくあるエピソードといえば、上の子がヤキモチを焼くことです。
お母さんは基本的に下の子のことを優先しなければいけないので、今まで自分に向けられていた愛情が自分に来なくなってついいじけてしまいます。
可愛い理由ですが、やはり親として上の子のケアもしっかりしなければいけません。
下の子の面倒も見ながら上の子に話しかけたりスキンシップを取るように意識した方がいいでしょう。
③喧嘩をする
子供が二人以上いたら欠かせないのが兄弟喧嘩です。
物の取り合いや、どちらかがいじわるしたりすると大声を出して喧嘩をしだします。
ただでさえ家のことで大変なのに子供同士が問題を起こすと仕事がひとつ増えて親は大変です。
そのため大きな雷が落ちることも・・・。
子育てが大変な時期はいつまで?
このように子育てにはいろいろな大変な時期がありますが、具体的にはいつまで辛いのでしょうか?
子供が大きくなってもところどころで大変な時期が続くので子育てはずっと大変という答えもひとつの正解でしょう。
また、子育てを終えた人がよく言う育児が落ち着く境目は「子供が言葉で意思疎通が出来るようになるまで」です。
子供がしっかり話せるようになれば何が欲しいのか分かったり、注意して反省したりするなど、一気に子育ての負担が減り、楽になるそうです。
子育てが大変なときにできることは?
子供が会話で意思疎通ができるまでの期間は大変ですが、大変なまま受け入れていると親に身体的にも精神的にも負担がかかってしまいます。
そこで大変な時期におすすめの対処法をまとめてみました。
①旦那や親を頼る
子育ての全てを自分ひとりで抱え込んでいては大変です。
そのため限界を迎えて育児放棄をしそうになる前に旦那や親に育児を時には頼みましょう。
例えば不眠が続いていたら休日などに旦那に一晩見てもらうように頼み、ぐっすり寝られる時間を作りましょう。
また、親も1度子育てを経験しており大変さも分かるはずなので頼めば協力してくれるはずです。
②完璧主義にならない
子育てで大切なのは完璧主義を捨てることです。
旦那が返ってくる前に洗濯もご飯の準備も済ませておかないと・・・と思っていても、子供のことで思い通りにできなくなることは多々あります。
その度に「今日もできなかった・・・」と落ち込んでいては体が持ちません。
できないことは旦那さんにお願いすればOKですから、出来なかった自分を許してあげましょう。
③悩みをママ友と相談する
ママ友は悩みを共感してくれる大事な存在です。
お互い毎日大変な思いをしているので、悩みを相談すると親身になって聞いてくれます。
子育てのいろいろな悩みや辛さを自分ひとりで抱えていてはしんどいので、たまには他人に吐き出しましょう。
すると心が軽くなるはずです。
まとめ
我が子が生まれてくるのはとても喜ばしいことですが、その一方で育児は大変です。
夜泣きをするとき、トイレトレーニングをするときなどいろいろな大変なタイミングがあります。
育児はいつでも大変ですが、大変さが落ち着くのは「子供が言葉で意思疎通できるようになるとき」という意見が多いです。
それまでは大変なことが多いですから、今回紹介した対処法をぜひ参考にしてみてください。